投資損失1000万超を取り戻すブログ

ガリナリブログ

主に日常で体験した役立ちそうな情報の発信と、投資で損失した1,000万円超をインデックス投資で取り戻す過程を記録をしています。※2024年8月にリスク資産1,000万円損失回復達成済み

【ジムニー JB23W-10型】シーズン毎に自分でタイヤ交換すると忘れてしまう「空気圧・トルク・ローテーション」の意味などを交換方法と合わせてまとめました

おはようございます現実。
ガリナリです。





普段愛用しているジムニー(JB23W-10型)のスタッドレスタイヤを夏タイヤへ交換しました。

免許を取得する前から親に教えてもらっていたのでタイヤ交換は自分で行ってきましたが、改めて調べると決して正しいとは言えない方法で作業をしてしまっていました。

今まで問題無く交換はできていたものの、タイヤ交換含め空気圧とか締め付けトルクとかタイヤローテーションとか…

それらのワード然り、何といっても年2回の作業だと色々と忘れてしまうので、備忘録を兼ねてタイヤの交換方法と関連する事柄をまとめました。

※素人が調べて行っているタイヤの交換方法です。最終的には御自身で調べるか車の購入店の整備士に聞くなどして作業しましょう!




準備するもの

下記のもので問題無く作業は出来ていますが、もっと厳密に「本気でタイヤ交換をしよう!」と思うと揃える必要のある工具などはまだまだあります。

通常は車載の工具で問題ありませんが、このあたりの工具があると作業が楽になるしスピードも上がって捗るのでおすすめです。


◉交換用のタイヤ

◉交換用のナット

◉油圧式フロアジャッキ

◉クロスレンチ(十字レンチ)

◉トルクレンチ




タイヤを交換する前に

・平らな安定した場所(砂利などの無い)で作業を行う
・タイヤ止め(輪止め)をかける
・サイドブレーキをかける
・2駆から4駆にする(切替可能な車種の場合)
・マニュアル車はギアを1速(ローギア)かR(リバース)に入れる
・オートマチック車はギアをP(パーキング)に入れる


タイヤ交換前にするべきことですが、輪止めや4駆にするなど出来ていないものがいくつかありました。

「そんなことも知らんのかw」と言われたとしても仕方ありませんね^^;

これを機にしっかり頭に入れておきたいと思います。

タイヤの交換方法

①落下防止用にタイヤを置く

作業中に万が一車体が落下しても下敷きにならないように、保険として使用していないタイヤを車体の下に置きます。


②クロスレンチでナットを緩める

クロスレンチでナットを緩めていきます。

ナットは完全に外さず少し緩むくらいでOKです。


③フロアジャッキをセットする

ナットを緩めたらフロアジャッキをセットしてタイヤが少し浮くまで車体を持ち上げます。


ジムニー(JB23W-10型)にジャッキをセットする位置はここです。
写真ではジャッキで隠れて見えませんが、黒いバーとジャッキの接触部分にポコッと印が付いています。

ジムニーは最低地上高(車体の一番低いところ)の高い車、かつ車体の構造が一般的な車と違いジャッキをセットする位置が異なるので注意!

本来であれば、フロアジャッキと併用してジャッキスタンド(ウマ)を使用する方法が正しいようで、仮にフロアジャッキが破損して車体が倒れてくる事を想定すると更に安全な作業が出来ます。

あれもこれも揃えると費用がかさんでしまうので、今までジャッキスタンドは使用せずにフロアジャッキのみで車体を支えてタイヤ交換をしていました。

今回もジャッキスタンドはありませんでしたが、安全面を考えて購入するか検討しようと思っています。


④ナットを手で緩めてタイヤを外す

クロスレンチで緩めておいたナットを手で緩めてタイヤを外しますが、タイヤは重たいので体勢をしっかり整えて作業しましょう。

この時に4駆の状態にしておかないとタイヤがクルクル回ります…
(タイヤを付ける時にもクルクルと)

ガリナリは2駆のまま作業をしてグルングルンだったので、皆さんは同じ思いをする事がないよう交換する前に4駆にしておきましょう。

ただ、2駆の車の時は何も考えずにやっていたので、あまり気にしなくても良いかもしれませんね^^:
↑すいません、これ改めて4駆にして確認したらグルングルンでした…


⑤交換用のタイヤをセットし仮締めする

最初は手でナットを取り付けますが、ナットの形状は真っすぐではなくテーパー(先細り)になっています。


ホイールもナットのテーパーに合わせてぴったりとハマるようテーパーになっているので、ナットの向きを間違えてしまうとタイヤをしっかり取り付ける事ができません。
(車種によって異なる場合があるので必ず取扱説明書でチェックしてください!)

走行中にタイヤが外れるなど、命に関わる事故に繋がる恐れがあるので特に気を付けましょう。


手でガタ付きが無くなるまでナットを締めたら、フロアジャッキをタイヤが地面に軽く触れるまで降ろし(ナットを締める際にタイヤが動かないようにするため)クロスレンチで更にナットを締めていきます。


この時にナットは星を描くように1カ所ずつ締めます。


⑥トルクレンチで本締めをする

トルクレンチにはメモリが入っておりメモリの位置を正しいトルクに合わせて使用します。


フロアジャッキを完全に降ろし、トルクレンチの矢印部分を左手で持って右手で「カチン」と1回音が鳴るまでナットを締めます。

トルクレンチの説明書を見ると、ナットを締める時の手は横向きにし、トルクレンチに対して出来る限り水平かつ垂直にするとのこと。
(写真の持ち方ではないです!)

それだと締め辛いので、ガリナリはトルクレンチの上側に手を持ってきて、下に押し込むように締めちゃってますが…

もちろん、この時も星を描くようにナットを締めていきます。

※トルクレンチは音が鳴ってから更に締めるとトルクがズレるので、締め足りないかもしれないですが1回で問題無いようです。

トルクについては「ナットの締め付けトルクを確認する」で後述しています。


トルクレンチの使用後は内部のバネに負担を掛けないように、必ずトルクを緩めてから保管するようにしてください。

参考にしたサイトには、緩めすぎも良くないので最低値にセットして保管と書かれていました。

ktc.jp



全て締め終わりました!

タイヤ交換後は走行距離が50~100㎞ほどでナットが緩む可能性もあるので、その際は交換の時と同じ方法でトルクレンチで増し締めします。
(緩んでいなければ増し締めする必要はないです!)

タイヤ交換で気を付けたいこと

タイヤ交換後は空気圧を確認する

交換したタイヤは長い間放置されていた状態なので当然タイヤの空気が抜けてしまっています。

車種によってタイヤの空気圧は異なり、どれくらいの空気圧が適切か確認したい場合は、運転席のドアを開けたところに貼り付けてあるステッカーに記載されています。



ジムニーの空気圧は前後輪で違うようです。


空気を入れるには専用の機械を購入する方法がありますが、ガソリンスタンドでも空気圧を確認出来たり、セルフスタンドには無料で空気を入れることの出来る空気入れが設置されている場合もあるので、そちらを利用しましょう。




自宅近くのセルフスタンドにある空気入れは右下のダイヤルで空気圧を調節する仕組み。


使用方法は貼り付けられている説明を見れば分かりますが、どうしても分からない場合はガソリンスタンドのスタッフに確認してみましょう。



空気入れの種類によっては使用方法は異なるかも?

ナットの締め付けトルクを確認する

ナットを締めるトルク(強さ)は空気圧と同様に車種によって異なり、それぞれ適切なトルクがあります。



ジムニー(JB23W-10型)の締め付けトルクは「100N・m」でした。



この締め付けトルクが弱いとナットが外れたり、強すぎるとネジが切れてしまい、いずれも走行中にタイヤが脱輪する恐れが出てきてしまいます。

ガリナリは今でこそトルクレンチで本締めをしていますが、以前は車載のレンチの上に乗って全体重をかけてナットを締めてしまっていました。

これはナットを締めるトルクが強すぎてネジが切れる場合があるので最悪な締め方です。

取扱説明書に適切な締め付けトルクが記載されているはずなので、必ず車種に合ったトルクでナットを締めるようにしましょう。

ちなみにネットでは「JB23Wのトルクは95N・m」と出てくることが多いですが、ガリナリのジムニーJB23W-10型は取説によると「100N・m」です。

JB23Wの中でも年式によってトルクが異なる可能性もありますので、必ず取扱説明書などで確認するようにしてください。

タイヤのローテーションを行う

タイヤのローテーションというと聞き慣れないかもしれませんが、タイヤの装着位置を変えることを言います。

なぜローテーションを行うのかというと、タイヤは前後輪で摩耗する箇所や摩耗の進み具合が違うからです。



タイヤの回転方向指定によってローテーションの仕方が異なる。


ただし、タイヤには回転方向指定のあるものと無いものがあり、単純にタイヤの位置を変えれば良いだけではないので注意が必要です。



回転方向のあるタイヤには「ROTATION」という文字と矢印が刻まれている。


ガリナリの所有しているスタッドレスタイヤには回転方向の指定があるので、スタッドレスに交換する場合は前後輪でローテーションを行っています。

次のシーズンにタイヤをどの位置にローテーションすれば良いかは、タイヤを交換する前に養生テープなどで貼っておくと分かりやすいです。



次のシーズンに取り付ける位置を書いておくと交換がスムーズになる。


整備士でもない限りタイヤを交換するのは少なくとも年に2回です。
(自分でタイヤ交換しない人や走行距離の多い人は別ですが)

記憶力に自身のある方でない限り色々なことを忘れてしまっている中での作業となるので、作業当日に困らないためにも事前にできることはやっておきましょう!

※ローテーションを行う理由は他にもあり書き出すと長くなってしまうので、気になる方は調べてみてくださいね!

作業中や車(ジムニー)に関する小話

小話その①
クロスレンチに養生テープを巻いています。



こんな感じに。



トルクレンチにも。


これは何故かというと、所有しているスタッドレスのホイールとナットの間にクリアランス(すきま)が無く、クロスレンチでホイールに傷を付けてしまうからです。

というか、気付かず既に一カ所傷を付けてしまいましたが…

厚みの薄いクロスレンチやナットと干渉し合わないホイールにするなどした方が良いですが、今更できないので取り合えずの応急処置です。

養生テープも擦れて削れてくるのであまりオススメはできませんw

他に良い方法があれば誰か教えてください!


小話その②

分かり辛いけどズレとるんですわ。


ジムニーの取扱説明書にはこの位置にジャッキをセットするよう記載されていましたが、このジャッキポイントは中心より位置がズレているので、ジャッキアップするととんでもなく車体が傾きます…

メッチャクチャ怖いので、前述したジャッキポイントにセットし車体の安寧と虚偽の燃費、死せる(誰が進撃や)を選択しました。


小話その③

自動車安全対策協議会…だと…⁉


空気圧のステッカーの上に貼られていた小さいステッカーを見ると、何やら「自動車安全対策協議会」と書かれています。

なんだろうと?思い調べてみるとリコール対応済の車に貼られるステッカーのようです。

スズキのHP(リコール等情報)によると、このステッカーは2020年11月1日以降は下記の理由から廃止しているようです。

貼付を廃止する理由について
今般の通信技術の進歩により、車両の入庫を伴わないリコール作業(電子機器のソフトウエア更新)について、検討が進められています。
また、インターネットやスマートフォン等の普及に伴い、お客様ご自身がホームページ等でリコール対策の実施状況を確認できることから、リコールステッカーの貼付を廃止いたします。

引用:スズキ リコール等情報


№4487のリコールについてはこちら


おまけの小話
めちゃくちゃどうでも良いんですけど、運転席側のドアを開けると大量のステッカー(検査の記録用?)が貼られていますよね?



大量のステッカーというか記録用のラベルか。


なんかこの光景見たことあるな…と考えていたら、車のリアガラスとかに大量のステッカー(特にアウトドア系のやつ)を貼っているクロカン車、それこそジムニーもそうですが、それに似ているなと。



愛用しているジムニーは、ほぼ純正どノーマルでステッカーも特になし。


あれってなんなんでしょう?

めちゃくちゃどうでも良いんですけどね。

ジムニーJB23W-10型タイヤ交換時まとめ

・空気圧ー前輪160kPa 後輪180kPa

・締め付けトルクー100N・m(JB23W-10型)
※年式によりトルクが異なる可能性あり

・タイヤローテーション

終わりの言葉

今回はタイヤ交換の方法と、それに関連する忘れがちな事柄を交えながらまとめていきました。

どうしてもタイヤ交換を自分でしていると次のタイヤ交換までに間が空いてしまい「あの数値いくつだっけ?」とか「どういう意味だっけ?」といった感じになってしまいがちです。

というか自分がそうなので…w

個人的な備忘録も兼ねているので参考になるか分かりませんが、タイヤ交換の際にこの記事が少しでも役立つようであれば幸いです!





オワリ