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ガリナリブログ

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【2024年新NISAスタート元年】なぜ2023年中のタイミングで一般NISA(旧NISA)を売却したのか?

おはようございます現実。
ガリナリです。





2024年から新たなNISAが始まりましたが、皆さんはどのように活用している、または活用していこうと考えておりますでしょうか?

ガリナリ自身は新しいNISA「新NISA」をどのように活用していこうか、2023年に新NISAの発表があってから散々悩みからかしましたが、タイトルにあるように、2023年中のタイミングで一般NISA(※以下:旧NISA)の一部と特定口座で保有していた投資信託を売却し、その資金を新NISAに移して運用をしようと決めました。

この記事では、一般NISA(旧NISA)の一部と特定口座で保有していた投資信託を売却した理由について説明していきますが、ガリナリは投資が得意な人間ではないので、一つの意見として参考程度に読んでいってください!

また理解不足で説明に至らない点があるかもしれませんので、その際は御了承くださいm(_ _)m


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ガリナリの投資歴について


まずガリナリの投資歴について簡単に説明しておきます。


●2019年3月
日経225CFDの証拠金取引を開始。

これは投資というよりも投機(ギャンブル)に近いものになりますが、後々このCFDの資産運用で投資元本1,000万超の損失を出すことになります。

証拠金取引についての恐ろしさはこちらの記事で話しております。

garinari.com


●2019年7月
「つみたてNISA」の運用を開始する。

●2021年1月
コロナショック後に好調だったNASDAQ100の投資信託を購入してみたかったが「つみたてNISA」で取り扱っていなかったため、特定口座(確定利益に課税される通常の口座)を使用しNASDAQ100の投資信託を積み立て始める。

●2022年1月
「つみたてNISA」で購入できないNASDAQ100の投資信託を購入するために「旧NISA」に変更する。

●2024年1月
新たに始まった「新NISA」の運用を開始し現在に至る。


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2023年11月に一般NISA(旧NISA)と特定口座を売却した理由


2023年11月半ばから後半にかけて、NISA口座の旧NISAと特定口座で保有していた「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」そして「eMAXIS NASDAQ100インデックス」を売却しました。

売却した理由は次の4点です。

2024年から始まる「新NISA」に向けての現金の確保

新NISAは1800万円という金額を、年間360万円を限度として非課税で無期限運用できる2024年から新たに始まった制度です。
(年間360万円なので最短5年で非課税枠が埋まる)

ガリナリは市場に資金を出来るだけ早く晒しておくために、可能な限り最短で非課税枠を埋めるつもりですが、年初一括で360万円を投資する勇気は無かった(円安や株高もあり)ので、30万円を毎月積み立てていく選択をしました。

※市場に早い段階で資金を晒すことで複利の効果が最大限に得られるからだと認識しております…が間違っていたらガッツリ指摘してください!

一括ではないものの、月30万円(年間360万円)を投資できる現金の確保をするために、2023年の11月に旧NISAの一部と特定口座の投資信託を売却しました。

※巷では特定口座の利益が大きい場合や、新NISAの年間投資枠を余裕で上回るくらいの現金また収入が有る場合は、特定口座の投資信託を売却してまで新NISAに移す必要は無いと言われています

「特定口座は分かるが、非課税の旧NISAまで売らんでええやん」と思われるかもしれませんが、旧NISAの売却は次の理由も影響しています。

旧NISAのロールオーバー制度が無くなったため

旧NISAの売却は賛否あるかと思いますが、なぜ売却したのかというと、新NISAの誕生で旧NISAのロールオーバー制度が無くなってしまったからです。

旧NISAのロールオーバー制度については「楽天証券のトウシル」で分かりやすく説明されていました。

気になる方はリンクを貼っておきますので確認してみてください。

media.rakuten-sec.net


今までのNISAは「旧NISA」と「つみたてNISA」の2種類ありましたが、旧NISAは購入年から5年非課税で保有(2020年に購入した場合は2024年まで)でき、5年後さらにロールオーバーという制度を利用することで、プラス5年非課税で保有できるはずでした。
(ロールオーバーしない場合は売却か特定口座への移動を選択)

ガリナリは元々20年間非課税で保有できる「つみたてNISA」で積み立てを行っていました。

その最中で好調だったNASDAQ100に投資をしたいと思いましたが、つみたてNISAでは投資ができない商品ということもあり、2022年1月から「つみたてNISAを旧NISA」に変更し、1年間だけNASDAQ100に連動する投資信託を購入しました。

幸い思惑は見事にハマり損益率も好調でしたが、新NISAの誕生によりロールオーバーの制度が無くなってしまったので、後ほど挙げる理由も重なり売却することにしました。

最高値付近から3年間しか保有できないのは怖すぎるから

2023年の11月頃から米国株が好調で、ドル建ての米国株は最高値付近をうろうろしている時期がありました。

米国株は右肩上がりのチャートを形成し、最高値を更新していくという信頼を前提に購入されている方が多いかと思いますが、ガリナリもその内の一人です。

米国株は上下を繰り返して切り上げていくことが長期のチャートを見ると分かりますが、高値を更新していく中で大きな下落は付き物です。

つみたてNISAのように20年間保有できるならまだしも、旧NISAの非課税期間は5年間です。
(しかもロールオーバー制度は無くなってしまった…)

更に2022年に購入しているNASDAQ100は、2024年を含め2026年までの残り3年間しか非課税で保有できません…^^;

最高値付近から3年間しか保有できないって怖くないですか?

非課税期間が満了した際に爆益であればいうことはありませんが、仮に差し迫ったタイミングに株安や暴落でかなりのマイナスになっていることも考えられます。

ということでNASDAQ100関連の投資信託は旧NISAの一部ではありますが、「長く保有できない」ことや「利益が出ている」という点からも売却するという決断をしました。

円建てだと最高値を更新しそうだったから

ドル建ての米国株が最高値付近をうろつく中、円安の影響もあり、米国株に連動する円建ての投資信託は、2023年11月末から12月半ば頃に最高値を更新(楽天証券で確認した限りですが)しました。
(記事投稿時点ではドル建てのS&P500やNASDAQ100も最高値を更新した模様)

最高値を更新したことは喜ばしいことではありますが、その反面大きな下落が来る可能性も忘れてはいけません。

その中で「ロールオーバー制度の廃止」と「5年間のみの保有問題」が絡み合い、更に円建てで最高値を更新しそうなタイミングが重なり、「5年後(正確には3年後)にはどうなっているか分からん…めんどくさ!高値を更新しそうな今売ったれあ!」となりました。

特定口座と一般NISA(旧NISA)を売却した結果


売却後は以下のような結果となりました。

特定口座
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
買付金額 900,000円
売却時金額 1,364,690円
確定利益 +464,690円(税引後+370,294円


一般NISA(旧NISA)
eMAXIS NASDAQ100インデックス
買付金額 700,000円
売却時金額 1,007,486円
確定利益 +307,486円

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
買付金額 500,000円
売却時金額 710,899円
確定利益 +210,899円


確定利益合計額
+888,679円


全て非課税であれば利益は約100万ほどになりましたが、特定口座は税金で9万ほど引かれるので残念ですね^^;

ただ「利益に課税されない」ということは、本当に素晴らしい事だと実感しました。

利益が出ていれば、その利益すべてが手元に残るんですよ?

こんな素晴らしい制度を使わないのはもったいないです。

売却で唯一の後悔は最高値を更新し続けている事


前述した通り、ガリナリが旧NISAで運用していたNASDAQ100の投資信託を売却した時点では、円建てもドル建ても最高値を更新する前でした。

投資信託を購入している時点で、ETF(上場投資信託)のリアルタイムで売買できる商品と違い、購入や売却にタイムラグが出てきてしまう事は理解はしています。

ただ、投資信託に限らず最高値で売却する為には運も必要だと思うので、これに関しては致し方無しです^^;

ただ、正直「もう少し待っておけば…」という気持ちが無い訳では無いです。

いやいや。

うん!仕方ない!
(いまだにモヤモヤしているw)

終わりの言葉

今回は一般NISA(旧NISA)の一部と特定口座で保有していた投資信託を売却した理由について説明していきました。

売却した理由はありきたりでメチャクチャ浅い考えかもしれませんが、この選択が正しかったかどうかは誰にも分からないと思います。

投資歴約5年のペーペーなガリナリが言うのもなんですが、今まで株や証拠金取引、投資信託の購入をしてきた中で納得できる売買ができたことは一度たりともありません!

まあ投資は自己責任だし正解なんて無いと思います!

ということで、一般NISA(旧NISA)の保有や売却に悩んでいる方にとってこの記事が参考になれば幸いです^^





オワリ