おはようございます現実。
ガリナリです。
今週の半ばに、期日前投票を利用して「第49回 衆議院議員総選挙」の投票に行ってきました。
選挙の投票は実に10年ぶりです。
おそらく10年以上行っていないのは確実です。
なぜ選挙に行ったのか?
なぜ期日前投票なのか?
どないしたんワシ選挙に参加してるやん。
という何とも言えない今の気持ちと、本当に久しぶりなので…投票の流れや手順も忘れないように合わせてまとめておきたいと思います。
なぜ10年以上も投票に行かなかったのか
政治や選挙、投票に興味が無かったから
単純に興味が無かったからです。
あとは入れたいような候補者が居なかったり、誰に入れたら良いのか分からなかったりというのも大きかったです。
興味も無いし、行っても意味無いし、休みの日に時間使って行くのも面倒だし…
選挙行くくらいなら他のことに時間使いたいじゃないですか!
選挙に行かない人は大体こんな理由だと思います。
前回選挙に行ったのは大学生の時
過去の衆議院議員総選挙はいつ行われたのか調べてみました。
この中で記憶に新しいのは自民党から民主党への政権交代が起こった第45回の選挙です。
第44回の選挙では高校生だったので選挙権が有りませんでしたが、選挙権を得た大学生の時に第45回の自民から民主への政権交代が起こった選挙の投票へ行った覚えがあります。
第45回の選挙は2009年なので12年前ですね。
今回を含め投票のチャンスは過去5回あり、そのうち2回投票へ行ったことになりますが本当に久々の投票でした。
なぜ投票に行く気になったのか
投資を始めたことにより興味をもったから
投資を始めたことは大きいです。
投資を始めると、日本だったりアメリカだったり…世界の政治経済や情勢について知ろうといった考えが出てきます。
あとは税金の使われ方に疑問を持ったり。
それは何故かというと、市場(カッコ良く言うとマーケット)の値動きと政治経済は少なからずリンクしてくるからです。
いわゆるファンダメンタルズというやつです。
かね?たぶん…
投資しているくせに正直こういった事には疎いので、その辺りを加味して何となく聞いてやってくださいw
ファンダメンタルズとは国の経済状態を表す指標であり、市場を分析する際にファンダメンタルズを用いたりもします。
とにかく投資を始めたことで様々なニュースに関心を持つようになりました。
記憶に新しい2020年のアメリカ大統領選の後には、株価(アメリカも日本も)の爆上げにより大きな損失を被る経験もしました。
その時の関連記事です。
garinari.com
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これほど選挙(しかもアメリカの)が市場の値動きに影響するものだとは思いませんでしたし、日本においても安倍元総理や菅前総理の辞任表明、岸田総理の金融所得発言など、政治家の動きや発言一つで株価が上下に動くことも少なくありませんでした。
そんな投資を始めたことで、政治や経済→選挙→投票といった具合に自然と興味が湧いていった感じです。
30代になって考え方が変わったから
仮に身近なところで投資の話をするとして、投票に行っていない自分が投資と絡めて政治や経済について語るのは気持ち悪いと思ってしまったからです。
投資から選挙に興味を持った影響は大きく、それを踏まえて30代になってからこのように考えが変わっていきました。
せっかく政治について語るなら選挙に参加した状態で語りたい。
そう思います。
少し異なりますが「投票に行かない人が政治に文句を言うな」と巷でよく言われるフレーズがありますよね。
それはそうかもしれませんが、投票に行かなくても文句を言うのは別に自由かな?と個人的には思っています。
入れたい候補者が居なかったり、どの政党の公約も全て受け入れ難いとかだったら尚更投票なんて行かないでしょうし…
まあ選挙に行く理由は人それぞれですね!
物事の考え方も人それぞれ!
期日前投票という制度を知ったから
正確には期日前投票制度と言います。
「期日前投票制度」とは
選挙は、選挙期日(投票日)に投票所において投票することを原則としていますが(これを投票日当日投票所投票主義といいます。)、期日前投票制度は、選挙期日前であっても、選挙期日と同じく投票を行うことができる(つまり、投票用紙を直接投票箱に入れることができる)仕組みです。
期日前投票制度は何となく聞いたことがあったので名前自体は知っていたのですが、選挙や投票自体に興味が無かったので制度の中身までは知ろうとは全く思いませんでした。
(名前を見たらどんな制度か何となく分かりますが)
選挙や投票に興味が湧いた中で投票日前に投票が出来ることを知り、投票日じゃなくても外出のついでとか平日の仕事終わりでも行けるやん!と更に投票へ行くハードルが下がりました。
期日前に投票するには理由を明記する必要がありますが、そんなの何だって良いんですよ。
せっかくそういう制度があるんだから使わない手は無いです!
「期日前投票制度」のより詳しい内容は総務省のリンク先に書いてあります。
投票の流れや手順
投票に行ったことが無い人や久しぶりに投票へ行く人目線(ガリナリ自身が久々)で簡単な表現でまとめています。
(まとめているつもりです!)
また、ガリナリの自治体で実際に行った投票手順なので悪しからず!
自宅に投票用のハガキが届く
自治体から18歳以上の有権者に投票用のハガキ(投票所入場整理券)が届きます。
自治体によっては封筒の場合もあるようです。
届いたハガキや封筒に書いてある名前や内容を確認しましょう。
投票用のハガキを持って投票所へ
投票用のハガキを持って投票所へ着いたら、入り口に受付の係員が居るのでハガキを渡します。
受付での確認が終わったら「選挙人(ハガキの持ち主)の名前を確認する係にハガキを渡してください」と言われるので、誘導に従って進みます。
期日前投票の場合は宣誓書の記入が必要
期日前投票をする場合は、事前に期日前投票宣誓書の必要事項を記入します。
ガリナリの自治体から届いたハガキ
期日前投票の理由は何でもいいです。
自治体により対応は変わるかもしれませんが、ガリナリの自治体では投票所の受付で理由の確認も無くほぼスルーでしたw
宣誓書に記入する日付は自分が投票する日を記入すれば良い
日付については、宣誓書の記入日なのか投票日を書くのか分からなかったので、投票所で聞こうとしましたが、受付の係員が「日付書いておきますね~」といった感じで勝手に書いてくれました。
おそらく日付は自分が投票する日を書けば問題無いかと思います。
選挙人名簿の確認後に小選挙区と比例代表の投票用紙を受け取る
名前の確認が済んだら2枚の投票用紙を渡されます。
小選挙区と比例代表の投票用紙です。
2枚の投票用紙(鉛筆も)を受け取ったら、目隠し用の間仕切りのある台で小選挙区には候補者の名前を、比例代表には政党や団体名を記入します。
台には候補者と政党の一覧が貼ってあるので、一覧を見ながら文字の間違いが無いように投票用紙へ記入しましょう。
(候補者の名前は間違えたら無効になるので注意。政党は略称も書いてあるので略称でも可)
2枚とも記入したら投票用紙を折りたたみ、それぞれ別の投票箱に投票用紙を入れます。
(投票箱には小選挙区と比例代表それぞれの名前が明記してあり、投票用紙の色に合わせて色分けされています)
ちなみに、ガリナリの自治体では顔を上げた正面に候補者の一覧が貼ってあったので、名前を見る際には凝視するとバレてしまいそうなので…まんべんなく一覧を見渡しながら名前を記入しましたw
小選挙区と比例代表の投票が済んだら国民審査の投票
2枚の投票が済んだら最高裁判所裁判官国民審査の投票があります。
小選挙区と比例代表の投票後、国民審査の受付に進み国民審査用の投票用紙を受け取ります。
国民審査は辞めさせたい裁判官を有権者が審査して投票するというもので、辞めさせたい場合は✕を記入し、なにもなければ空欄のままで投票します。
投票用紙は国民審査の1枚だけなので決められた投票箱に入れたら全ての投票は終了です。
正直この国民審査については全く何のことか分かっていなかったので、事前に裁判所HP内の裁判官一覧を見たりしましたが結局分からず仕舞いでしたw
勉強して出直します…
念のため最高裁判所裁判官の一覧です
投票後に投票済証を受け取る
ガリナリの受け取った投票済証
投票済証は受け取っても受け取らなくても大丈夫です。
というかガリナリは何も言われなかったので、一度は投票済証の置いてある机の横を通り過ぎてしまいました。
通り過ぎた後に「ん?なんかあるやん」と振り返って、座っていた年配の方に「これ貰っても良いんですか?」と聞いたら「どうぞどうぞ」と言われました。
いや通りすがった時に言ってくれや~
ダチョウ倶楽部か!
投票済証を提示するとサービスを受けられる自治体もある
投票済証を持っていると、自治体によっては何かしらのサービスだったり割引だったり(飲食店で?)を受けられるようです。
ガリナリの自治体では調べる限りサービスや割引は残念ながらありませんでした…
こりゃ切腹やな。
(残念からの流れ分かる人に分かればいいの)
久しぶりに投票をしてみて思った事
投票するのは5分もかからないくらい簡単な作業
久々すぎて投票の流れも曖昧でしたが、指示に従い進めていくと5分もかからずあっという間に投票は終わってしまいました。
入り口でカップ麺にお湯を注いで終わった頃には頃合いのラーメンが出来上がることでしょう。
ガリナリの行った投票所は仕事終わりの18時頃という事もあり、投票に来ていたのは自分を含め僅かに2人だったので、もちろん投票にかかる時間は混み具合によるところもあると思います。
ただ「忙しくて行っている暇が無い」と思っている人は、無い暇におつりが来るくらい簡単に終わってしまうので、軽い気持ちで投票に行ってみてはいかがでしょうか?
投票に行く理由はなんだって良い
今回ガリナリが投票に行った理由については「なぜ投票に行く気になったのか」で説明していますが、理由なんてなんだって良いと思います。
「せっかくの権利だから」とか「政権をひっくり返したいから」とか…
「投票の連続記録が懸かっているから」とか「投票した候補者が当選したら快感だから」だとか。
真面目な理由でもアホな理由でも、もちろん投票に行かなくたって良いと思います。
どれを選択するにしても、忙しい日常で一度立ち止まってみて自分が選挙で投票する意味って何だろう?と考えてみると何か答えが出てくるかもしれません。
終わりの言葉
冒頭でも言いましたが、久々の投票は何かこう…「うわ…選挙に参加してるわ…ワシ」といった小恥ずかしいような何とも言えない感覚になりました。
本番は明日の10月31日ですが、今から結果が気になって何気にそわそわしちゃっています。
(何そわそわしとんオッサンが気持ち悪いて)
何度も言いますが「投票に行く」とか「選挙に参加する」理由なんて本当に何だって良いです。
ちなみにガリナリは「選挙で投票する意味」の答えは出ていませんw
その「答え」を自分自身に問うために、これからも選挙に参加し投票をしていこうかなと思っています。
何事も自問自答ですな…
オワリ