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【実体験】正社員で週休3日を2年以上経験して分かったメリット・デメリット

おはようございます現実。
ガリナリです。





この記事では、実体験を通して分かった週休3日で働くことのメリット・デメリットについてまとめています。

今でこそ「週休3日」という言葉は当たり前になりましたが、実際に週休3日で正社員として働いているという方は少ないのではないでしょうか?

そこで、週休3日の働き方を2年以上経験したガリナリが、実体験を通して感じたメリットやデメリット、それから実際に貰っていた給料などをお伝えしていきたいと思います。

※現在は訳あって週休3日から一般的な土日祝休みへ勤務形態を変更しています。




はじめに

これからお伝えする内容は、大手や中小企業ではなく、社員数が10名以下かつ家族経営の小さな会社が試験的に導入した週休3日での体験談です。

また、週休3日の話をする上でガリナリの基本情報は下記の通りです。

・30代男独身 婚姻歴なし
・両親と実家暮らしの子供部屋おじさん
・週休3日の会社は転職して3社目

家族構成や家庭環境によって感じることは様々です。

正直なところ、独身という身軽な状態だからこそ週休3日の仕事を選択できたとも思っています。

ぜひ御自身の状況と照らし合わせて参考にして頂ければ幸いです。

なぜ週休3日の仕事を選択したのか?

身体的疲労を改善するための休みが欲しかったから


週休3日の会社に来る前は年間休日が約105日の会社で働いていており、朝から晩まで立ったまま機械の操作をしたり、重いものを持ち上げたりする仕事をしていました。
(工場内の製造業です)

休日があっても疲労が抜けず、常に身体が重くダルい状態で仕事をしていく中で「とにかく休んで疲れを取りたい」と考えていたところ、週休3日の求人を偶然発見し即転職を決意しました。

「105日も休みがあれば十分だろ!」と思う方もいるかもしれませんが、とにかく蓄積した疲労を取るために「休みたい」の一心で週休3日の仕事を選びました。

副業をするための時間が欲しかったから


当初は副業をするためというより、転職を決意する半年ほど前から「証拠金取引」で資産運用のようなものを始め、ある程度資産が増やせていたこともあって、セミリタイアの前段階という位置付けで週休3日の仕事を探していました。
(今思うとセミリタイアできるほどの資産額では無い…)

週休3日の会社に転職後、証拠金取引で増えた資産が不運にも吹っ飛んだことでセミリタイア計画も夢に終わりましたが、セミリタイアに向けて副業をするための「時間が欲しい」とも考えていたので、週休3日で生活していく中で時間にも恵まれ、副業として考えていたブログを始めることができました。

週休2日でもブログで稼ぐために、仕事をしながら身を粉にして記事を書いていたブロガーさんもいるようなので「いやいや甘いわ!」と言われそうですね^^;

現在のブログ収入は、執筆時点で月1,000円前後なので副業とは言えないほど寂しいレベルです。

今後は月に数万円稼げるようになりたいとは思っていますが、ガリナリの更新ペースだと果てしないですね…

結果的に週休3日(と資産が溶けた事)はブログを始めるキッカケにはなったので、このままブログはのんびりと続けていければと思っています。

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週休3日で働いて感じたメリット・デメリット

週休3日で働くメリット

平日に出掛けられる


平日に出掛けられることは本当に大きなメリットで、人の少ない商業施設で買い物ができたり、土日祝ではなかなか利用することができない総合病院や役所にも行くことができました。

個人的には、2022年に「ガマ腫」という病気を患いましたが、症例が少なく個人病院では対応ができなかった際に、検査や診察で総合病院に通院することができた事や、2021年から始めた「ヒゲ脱毛」で予約の取りやすい平日を選択することができたことはとても良かったです。

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身体的に楽になる


単純に休みが多いため、身体を休めたり身体のケアに充てる時間も確保できるので身体的に楽になりました。

前職と同じように工場内の立ち仕事ではありますが、疲れが出ても休みが多いことで、ストレッチや日々のケアなどを行い、疲労を回復できる時間があるということはありがたいことです。

精神的に楽になる


働いていても、感覚的に次の休みがあっという間に来るので、精神的にかなり楽になりました。

水曜を休みにしていた際は、2日働いたら休み…2日働いたらまた休み…となるので「今日終わって明日働けばもう休みやん!」といった具合にモチベーション的にも良かったです。

ガリナリはほとんど金曜休みにしていたので毎週3連休でしたが、5日間働く際に感じる「水曜終わってもまだ2日あるやん…」が、「あと1日で休みや!」となるので、1日休みが増える事は精神的にはかなりデカいです。

週休3日で働くデメリット

給料が少なくなる場合がある


今までの職場では基本給が200,000円でしたが、週休3日の職場では180,000円でした。

20,000円少なくはなりましたが、年間休日は約165日あったので、以前の約105日と比べても1日の給料は約1,570円分多い計算になります。

ガリナリは物欲が無いことと実家暮らしということで、支出はあまり多くなかったため、全体の収入は減りましたが休みと収入のバランスで比較すると個人的にはメリットしかなかったです。

ちなみに週休3日を導入している企業によっては、給料はそのままの代わりに1日の労働時間が10時間などといった場合もあるようです。

収入と労働時間と休日数…この中でどれを優先的に考えるかによって、同じ週休3日でも働くスタイルは様々ですね。

残業が多くなる場合がある


社員数も少なく、試験的に導入された週休3日の社員はガリナリのみだったので、1日休みが多いことで仕事量が増えると残業せざるを得なくなります。
(部署内は社員のガリナリ1名とパート数名)

残業がかなり多くなった時は、実質週休1日のような感じになってしまうこともありました。

社員数が多くシフト的な形で週休3日が導入されている企業なら、自分が休んでいる間も稼働して仕事はさばけていると思うので、社員数の少ない会社での週休3日は状況によっては難しいかもしれないです。

家事全般を任される


当時は両親が働いていて(現在母親は定年退職)、家族で自分だけが1日休みが多かったので、基本的に休みの日は家事全般を任されていました。

というより、自分は時間にも余裕があり家族は仕事中という状況なので、自分から進んで家事をするようにしていました。

親より若い自分が休んでいることに若干の後ろめたさもあったので…

家族と円滑に生活を送るためにそういった配慮は必要だと思いますし、実際に父親は週休3日の働き方を良くは思っていなかったので、なおさら家事はやるようにしていました。

昼食を考えるのが面倒


出勤日は会社で弁当を取っていたので何も考えずに昼食を取ることができていましたが、家にいると「お昼どうしようか…」と毎回悩んでいました。

最終的に前の日の残り物だったり簡単に調理をして食べていましたが、料理はしても得意ではないので、意外なところで悩みが出てきてしまいました。

「インスタント系で済ませばいいやん!」と思われるかもしれませんが、個人的にはできるだけインスタントなものを摂りたくない(食べますけどね!)と思っているので、自分で料理する以外の選択肢が結局見つかりませんでした^^;

パケット代がかかる


これは想定外だったのですが、休みの日にパソコンを使用してブログをするとなると、当然ネット回線が必要になりますが、実はガリナリの実家にはネット環境がありませんw

両親はほとんどインターネットを使わないので、ADSLの廃止とともに家ではネットが使える環境も無くなってしまいました。

そのためネット閲覧はスマホ(3GB)でやりくりしていたのですが、スマホでテザリングをしてパソコンでネットを使用すると、想像以上にパケットの消費が激しいんです。

今まではスマホ代が月2,000円ほどで収まっていましたが、最終的にデータ無制限の楽天モバイルを契約したので月に約1,300円分費用が増えてしまいました。
(現在は日本通信SIMを併用しているので、月3,600~4,000円ほど)

とはいっても、楽天モバイルは楽天回線であればデータ無制限で月額3,278円なので、めちゃくちゃお得ですけどねw

楽天モバイルは安定感には欠けますが…なので日本通信SIMとの併用です。

週休3日の給料やボーナス

週休3日で働いていた際の給料とボーナスは下記の通りです。
(簡易的で申し訳ないです)

・基本給 180,000円
・諸手当 38,000円
・額面計 218,000円
・ボーナス 基本給の2.75ヵ月

諸手当の内訳は一般的な企業と同じような内容なので割愛します。
(年間を通じた平均的な金額を記載しています)

ボーナスは2.75ヵ月がベースですが、その時々で多少前後する場合もありました。

入社後に最悪のタイミングでコロナ禍になってしまいましたが、業績が落ちていたものの、ボーナスをしっかり頂けたことはとても感謝しています。

終わりの言葉

今回は、実体験を通して分かった週休3日で働くことのメリット・デメリットについてまとめていきました。

週休2日と週休3日を字面だけで見ると1日休みが多いだけですが、実際働いてみると様々な面でかなりの違いを感じることができました。

デメリットを多く書いてますが、それよりもメリットのインパクトが大きいので、生活スタイルが合えばおすすめの出来る働き方です。

ちなみに、冒頭で触れている「現在は訳あって週休3日から一般的な土日祝休みへ勤務形態を変更しています」についてですが、コロナ禍で仕事量が減っていたことで週休3日が成り立っていたものの、コロナが落ち着いてきたころから仕事量が増え始めたことにより対応ができなくなったので、やむなく週休3日を変更する運びとなりました。

ワンオペでの週休3日はなかなか難しいですね…

あくまで「はじめに」でお伝えした前提を踏まえた上での体験談なので、簡易的な内容ではありますが、週休3日の仕事を検討する際の一つの目安として参考になれば幸いです。





オワリ