おはようございます現実。
ガリナリです。
皆さん「肉」食べてますか?
ガリナリはというと肉が無性に食べたくなる(特に牛肉)ことが最近ありました。
色々原因を探ってみると行き着いた先は鉄分不足。
肉が無性に食べたいのは体が鉄分を欲しているからかもしれない。
「ガリナリ30代おっさん」と「鉄分不足」というワードはリンクしないと思っている方。
鉄分不足を舐めたらいかん。
なぜ鉄分不足を疑ったのか
仕事中の疲労感と倦怠感が気になり始める
疲労感や倦怠感の原因をネットで調べていると睡眠不足だったりストレスだったり。
疲れていたら早めに寝ることは意識していても改善されなかったので、睡眠不足は違うのかな…といった感じでした。
簡単に疲労感とか倦怠感とか書いてますが、仕事をする上で30代おっさんにこの2ワードは結構しんどいものがあります。
その他にも色々と出てきますが、その中で気になったのが栄養のバランス。
個人的に食事には気を使ってはいますが、時には自分に合った食事方法を探るべく、人体実験と称し食事の方法を変えることがしばしばありました。
過去に試したのは糖質制限食。
(今ではお馴染みですが、始めたころは8年ほど前でまだマイナーでした)
そして自身がハードゲイナー(簡単に言うと筋肉や体重が増えない体質)という事もあり、1回の食事量を少なくし食事回数を増やし且つ高カロリーな食事。
最近では過敏性腸症候群の対策として有効な(諸説あり)低FODMAP食。
今回は何故その食事方法を実践したのかや具体的な内容は割愛させていただきますが、6月末ごろから現在に至るまで実践している低FODMAP食を始めて1か月後(7月末ごろ)くらいから、疲労感と倦怠感が気になり始めます。
どの食事方法も一定の効果を得られたのですが、もちろんそれぞれの食事方法にはメリットもあればデメリットもある。
いずれも偏った食事内容になるので、今回の疲労感や倦怠感は低FODMAP食から来る栄養バランスの偏りを疑いました。
他にも目まいや頭痛の症状が現れる
その後、8月末ごろから目まいのようなふらつきや、頭痛の症状が出てくるようになります。
いよいよ低FODMAP食は合わないかな…と思い始めたものの「8月に受けた健診結果でなにか分かるかも?」と、もう少し様子を見てみることにしました。
健康診断でヘモグロビンの数値が基準以下と分かる
そうこうしているうちに8月に受けた健康診断の結果が9月頭に返ってきました。
個人的には血糖値とHbA1cを気にしていましたが(結果は正常値)、その中で気になったのが基準を下回っていたヘモグロビンの数値。
健診を受けた病院では男性の基準値は13.5~17.5g/dl。
ガリナリはというと13.2g/dlとわずかに下回っていました。
ヘモグロビン?…血液?
とにかく、ヘモグロビンといったら血液のイメージがあると思います。
健康診断の結果には「ヘモグロビンが少なくなると貧血が疑われます」と記載されていました。
そこで新たに出てきた「貧血」を調べると、関連して「疲労感」と「倦怠感」のワードが再び浮かび上がってくることになります。
ヘモグロビンとは?
ヘモグロビンは赤血球の中に存在するタンパク質で、鉄分を含む赤色の「ヘム」とタンパク質の「グロビン」から構成されています。
ここではウィキペディアニキの力も借りましょう。
原因は色々あれど最終的に「鉄分不足」に行き着く
疲労感や倦怠感、めまいや頭痛そしてヘモグロビンと貧血。
様々なワードが出てくる中、ヘモグロビンが基準以下ということもあり、全てを繋ぎ合わせると「鉄分不足」なのではないか?と自分の中で一度結論付けました。
偏った食事も影響しているかもしれません。
その中でふと、ある欲求がいつもより強いことに気付きます。
それは、肉が食いたい欲です。
肉が無性に食べたいのは体の「鉄分不足」かもしれない
体が欲するという事は「それを」必要としているから
なぜか最近肉がめっちゃ食いたいと思うことがありました。
肉って鉄分が豊富なんですよ。
特に牛肉。
もちろんレバーを食べるのが一番だし、鉄分の含有量でいくと煮干しが良いんですが、食べやすさでいくと赤身の肉。
(煮干しはプリン体が多いので痛風に注意)
鉄分の含有量について割と分かりやすいHPがあったのでリンクを貼っておきます。
肉が食べたいという事は体が鉄分を欲しがっているからだと思うんですよね。
意識して「肉」を食べると感じる効果
とりあえずヘモグロビン値が低いと分かってから意識して牛肉を食べるようにしました。
とにかく肉が食べたくて仕方ないので。
念のため健診結果を病院でも見てもらいましたが、ヘモグロビンがわずかに低いだけなので貧血とまではいかないようです。
しかし自覚症状はあるので、まず1週間くらいは意識して肉を食べるようにしました。
その結果、以前感じていた疲労感や倦怠感が改善されました。
体が動くようになるというか元気になるというか…
とにかく体に力が湧いてくる感覚です。
他にもサプリメントや鉄たまごで鉄分を補う
今飲んでいるサプリメント
病院では鉄分の薬を処方される訳ではなかったのと、処方される薬は副作用が強いといった情報もあったので、肉を食べる以外にサプリメントで鉄分を補うことにしました。
鉄分の摂り過ぎは避けたいので、病院で処方される薬より摂取量も調整できそうなサプリメントで補助する感じです。
こちらもほど良く効果があり同じく疲労感や倦怠感が改善されました。
鉄分の他に葉酸やビタミンなど赤血球を作るために必要なものが入っています。
少々値が張りドラッグストアだと税別で1,500円くらいします。
このサプリメントだと1日分が3粒なので自分で量を調整することができておすすめです。
気になった方は是非サプリメントで鉄分を摂ってみてください。
※サプリメントに限らず、補助食品は個人差があるので自己責任で。
鉄分補給や他の用途でも使える鉄たまご
鉄たまごは本来は料理の色付けに使われるようです。
鉄分を補給する場合でも使用され、鉄たまごを入れた水を沸騰させ鉄分を煮出して使います。
一昔前は鉄鍋などの調理器具から出た鉄分も体に摂り込んでいたようですが、鉄製の調理器具が少なくなってきていることもあり、鉄たまごに力を借りるといった感じです。
効果はあまり感じられなかったので気休めといったところでしょうか?
肉とサプリメントの効果が強烈過ぎたのかもしれません。
ちなみにただの鉄なので、使用後はしっかりと水分を取らないと写真のように錆びます。
今回の症状や鉄分についての疑問点や注意点
鉄分では改善されなかった「目まい」と「頭痛」
今回ガリナリの身に起きた症状の中で目まいと頭痛だけは改善されませんでした。
推測に過ぎませんが、これにはあるタイミングによる「原因」が絡んでいる可能性があります。
「目まい」と「頭痛」の原因は二重マスクの「酸欠」によるもの
調度この症状が起きていた際に身の回りに起こっていたことがあります。
それは職場でコロナの陽性者が出たことです。
その時の関連記事です。
garinari.com
garinari.com
職場ではマスクを着けていましたが、コロナの陽性者が出てからは更にコロナ対策としてマスクを二重にしていました。
当初は気にも留めていませんでしたが、かなり息苦しく鼻も口も以前より塞がれた状態で仕事をしていました。
更に作業に集中するあまり呼吸を忘れることも。
一向に症状が改善しないので調べてみると酸欠という新たなワードが…
マスクのサイズを変えるなど呼吸をしやすくしたら改善
しっかりと呼吸ができるようにという事と呼吸やたまに深呼吸することを意識していたら、症状も治まり改善していきました。
血中に酸素が足りていなかったんですね…
鉄分もですが酸素も大事です。
そもそも男性が「鉄分不足」になるのか?
男女とも主な原因は鉄欠乏性貧血
鉄分不足というと女性に多いようなイメージがあります。
ただでさえ鉄分が失われる機会が多いのでそう感じることはあると思います。
一方で男性が鉄分不足になる原因としては、食事の簡素化や栄養バランスの偏りによって起こる鉄欠乏性貧血が多いようです。
とはいうものの男女とも鉄欠乏性貧血は起こりうるものなので、今回のガリナリのように栄養バランスには気を付ける必要があるかもしれません。
男性の場合は内臓や消化管の出血が原因の可能性も
食事の偏りも原因の一つではあるようですが、女性に比べ血が流れ出る機会の少ない男性では、内臓や消化管からの出血が原因になることも懸念されます。
血尿や血便、更には大腸ガンなどがそうです。
健康診断の結果を病院で見てもらうついでに、様々な原因を明確にしていくために健康診断では行わなかった「検便」と「ピロリ菌」の検査をしました。
結果的にはどちらも異常が無かったので、今回のヘモグロビン値が低い主な原因は栄養バランスの偏りによるところが大きかったように感じました。
鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄があり吸収率が異なる
鉄分を摂りましょう。
といっても鉄分には2種類あります。
1つは肉や魚など動物性食品に多く含まれるヘム鉄。
もう一つは野菜や海藻など植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄です。
一般的にはヘム鉄の方が約5倍ほど非ヘム鉄より吸収率が高いと言われているので「とりあえず鉄分を補給したい!」という場合にはヘム鉄を優先的に摂ると良いのではないでしょうか?
ガリナリ自身も赤身の牛肉を喰らって比較的速やかに症状が改善されました。
鉄分について参考にしたHP
外食で鉄分補給するのにおすすめのお店
ステーキハウス ブロンコビリー
ブロンコビリーは東海地方を中心に展開しているステーキのチェーン店です。
ガリナリは東海地方在住なので子供の頃からよくお世話になっています。
ここは人気のサラダバーが充実しているので、お肉と一緒に野菜も補給することができます。
東海地方の外食でステーキを喰らうとしたらブロンコビリー一択でしょう。
完全に個人的な意見なので異論は認めます。
近年では東海以外に関東や関西にも店舗を展開しているので、あなたの街にもあるかもしれません。
ブロンコビリー激しくおすすめしますよ。
終わりの言葉
肉と鉄分についての記事を書き残しておきたいと思い立ち、軽い感じで書き始めたのですが、最終的に壮大な内容になってしまいました。
最終的に分かったことはバランスよく食事を取って規則正しい生活を心がけること。
当たり前ですがこれに尽きます。
ただし、今回は健診結果を見て自覚症状もあったので医師に相談しました。
必ず自分で判断せず医療機関を受診してください。
みなさんも「体が疲れたな…」とか「なんかだるいな…」と感じたら喰らってみましょう。
肉を。
オワリ